有料HPスペース・レンタルサーバーの選び方
ここでは、有料で利用できるホームページスペース・レンタルサーバーの選び方について解説します。
有料レンタルサーバーのメリット
●広告が表示されず、デザインの自由度が高い
有料レンタルサーバーは無料のサーバーと違い、サーバーの配信する広告が表示されません。そのため広告の位置などを気にせずにページを作成できるため、WEBサイトをデザインする際の自由度が高いです。
●独自ドメインが利用できる
無料サーバーでは独自ドメインが利用できるサービスは数少ないですが、有料レンタルサーバーでは独自ドメインが利用できるサーバーが多いです。本格的なサイト運営を考えているのなら独自ドメインの取得をおすすめします。
●CGIなどのサーバーサイドスクリプトが利用できる
こちらも無料サーバーでは禁止や制限をしているサーバーが多いですが、有料レンタルサーバーではCGIやSSI、PHPなどのサーバーサイドスクリプトが利用できるところが多いです。せっかく有料サーバーを利用するなら多くのサーバーサイドスクリプトが利用できるところを選んだ方がいいでしょう。
●安定している
無料サーバーと違い有料サーバーではサーバーの安定度はサービスの信頼度に直結します。料金が安くてもサーバーが頻繁に落ちたりなどのサーバー障害が多いサーバーは避けた方が無難でしょう
●サポートが受けられる
こちらも無料サーバーと違いサポートが受けられます。料金を払っているのにサポートが全くないサーバーは避けた方がいいでしょう
有料レンタルサーバーのデメリット
●開設するまでに多少時間がかかる
レンタルの契約や料金の支払いなどでサイトを開設するまでに多少時間がかかります。中にはお試し期間がありすぐに開設できるところもあります。
●契約期間が長い
数ヶ月から1年といった期間で契約することが多く、自分のサイトにあっていないレンタルサーバーと契約してしまった場合など、契約途中でサーバー移転すると支払った料金は返金されないため損をしてしまいます。
有料レンタルサーバーの種類
有料サーバーといっても個人向けの激安サーバーから企業向けの専用サーバーなど、用途やサイト環境により提供しているサービスは様々です。かかる費用も月額数百円から数万円とサービスによってかなりの幅があります。ここでは大まかに3種類の有料レンタルサーバーのタイプを説明します。
●共有型レンタルサーバー
一つのサーバーに多人数を収容しているレンタルサーバーです。月額数百円から数千円のサーバーはほとんど共有型レンタルサーバーです。最近ではHDDの大容量化の影響もあり、HP容量が数百GB以上のところも多くあります。
共有型サーバーの場合、一つのサーバーを多人数で利用しているため、同じサーバーに極端にアクセス数の多いサイトや負荷のかかるCGIを利用しているサイトなどがある場合そのしわ寄せでレスポンスが悪くなる可能性があります。
利用料金も数百円からと格安で個人のサイトレベルなら共有型レンタルサーバーで十分ですが、アクセス数が多いサイトでは利用を断られる場合もあります。
●専有型レンタルサーバー
一台のサーバーを一人でレンタルできるのが専有型レンタルサーバーです。一人で一台使用するので他者のトラフィックによる影響などはなく安定性は抜群です。また、サーバーサイドスクリプトなども自由にインストールできるなどサイトを構築する上での自由度もかなり高いです。
その分月額数万円からと利用料金も高く、オンラインショップや企業のサイトなどに向いています。
●無料レンタルサーバーの有料版
無料レンタルサーバーの中でも有料サービスの無料版のものもあり、有料サービスを利用することにより利用できる機能やサービスが増える場合があります。上記の共有型の場合が多いですが、中には専有型のサーバーを選択できるところもあります。
しかし、無料レンタルサーバーの有料版といってもただ単に広告が表示されなくなる広告非表示サービスのみの場合もあるので、無料サービスとの違いをしっかりと比較する必要があります。
有料レンタルサーバーを選ぶ際のチェック項目
多くのチェック項目はレンタルサーバーの選び方にて説明した項目と重複しますが、特に重要と思える項目を列挙しています。
●「特定商取引に関する法律に基づく表示」があるか確認する
まず最初に「特定商取引に関する法律に基づく表示」がしっかりと記載されているかを確認します。ある日突然サーバーが使用できなくなり、運営主とも連絡が付かなくなるなどのトラブルもあるようです。この表示が記載されていない場合は、利用しない方が無難でしょう。
●レンタルサーバーの利用できないコンテンツを確認する
有料レンタルサーバーでも、まずは禁止事項や制限事項をチェックします。無料サーバーと比べると有料サーバーは禁止・制限事項は少ないのが通常ですが、有料でも無料サーバーの広告を表示しないだけで利用できる機能・サービスは同じサーバーもあります。
まずは、自分のサイトのコンテンツがレンタルサーバーの近似校に当てはまらないかを確認します。また、有料なのに禁止事項が極端に多いと思われるサーバーはさけておいた方が無難です。
●利用できるサービスやサーバーサイドスクリプトなどを確認する
CGIやSSI、PHPなどのスクリプトを利用できるか確認します。選ぶ基準としては、CGI(perl)が利用できるのは最低限として、SSIやPHP、Rubyなど様々な言語を扱えることが好ましいです。
サーバーのスペックや使用しているOS、サーバーソフトについても確認しておきます。使用しているOS、サーバーソフトによっては対応していないスクリプトなどもあります。
また、様々なスクリプトに対応しているサーバーは、今後新たに出現したスクリプトなどに素早く対応できる可能性も高く、スクリプトに柔軟に対応しながらも安定しているサーバーはそれだけでも利用する価値はあると思います。
現時点では自分のサイトがサーバーサイドスクリプトを必要としていなくても、今後どんな便利なサービスやスクリプトが出てくるかわかりません。スクリプトなどに対して制限が少なく対応が早いと思われるサーバーを選ぶことが後々のことを考えた場合得策だと思います。
●データベースを利用できるかどうかを確認する
特に商用サイトの場合、サーバーサイドスクリプトとともに、データベースも利用できるかを確認しておきましょう。また、データベースを利用できる場合、利用可能なデータベースの種類も確認しておきます。
●利用できるサーバーの容量を確認する
有料レンタルサーバーによっても利用できる容量は数十MB〜数GBと利用するサーバーやプランなどによって大きく異なります。最近ではHDDの大容量化などもあり、利用できる容量はかなり多くなってきているので、サイトにあわせて余裕を持って選択しましょう。
●サーバースペックやバックボーン回線のふとさ、表示速度を確認する
- サーバーマシンのスペックを確認する
- バックボーン回線の太さを確認する
- 設置場所が国内か海外かを確認する
- 一つのサーバーの収容人数を確認する
- 実際に表示される速度を確認する
せっかく有料レンタルサーバーを借りても、サーバーが重くてページ表示速度が遅ければ有料サーバーを借りる意味が半減してしまいます。それをできるだけ避けるためにサーバーのスペックや環境などを確認しておきます。
まずはCPUやメモリなどのサーバーマシンのスペックを確認します。スペックが高いほどいいのはいうまでもありません。また、接続しているバックボーン回線の太さを確認します。これもバックボーン回線が太いほど接続速度は速いといえます。
ほかにもサーバーの設置場所が国内か海外か、サーバーの収容人数が多いか少ないかなどの環境によっても左右されるのでそれぞれ確認しておきます。
また、全ての項目が確認できるとは限りません。実際にそのサーバーを使用しているサイトを閲覧してみるなどして表示速度を体感してみて遅く感じないかなども確認しておきたいです。試用できるサーバーであれば試用してみることもおすすめします。
●利用可能な転送量を確認する
転送量については、無制限となっているところも多いですが、実際には明確な数字を示しての制限をしていないというだけで、制限なしところはほとんどないと思った方いいです。その場合、ある一定量の転送量を継続して越える場合には、サーバーから警告がきたり、帯域制限をしてページが表示されにくくなるなどの対応をする場合が多いです。
現在サイト運営をしている方でサーバーを移転する場合は、現時点でのアクセス数や転送量で問題なく利用できるかどうか、どの程度の転送量までを問題なく利用できるかなどをサーバー側に確認してから契約しましょう。
また、利用可能転送量を明確に数字で表記している場合は制限を超えた場合に発生する追加料金がどのくらいになるかを確認しておく必要があります。
●独自ドメインへの対応を確認する
- 独自ドメインが利用できるか
- 独自ドメイン取得サービスが提供されているか
- 独自ドメインの移管や他社で取得したドメインを使用できるか
有料レンタルサーバーの中でも、無料サービスの有料版などの場合、独自ドメインに対応していない場合もあります。せっかく有料レンタルサーバーを利用するなら独自ドメインが利用できるサーバーを選択しましょう。
また、レンタルサーバー内で独自ドメイン取得サービスが提供されていた方が、独自ドメインを使用する際に作業がスムーズに運びます。
ほかにも、他社で取得・管理している独自ドメインが使用できるかや、他社で取得した独自ドメインがほかのサーバーで使用できるか、ドメインの移管もできるかどうかなども確認しておく必要があります。
それと重要なのは、取得した独自ドメインの名義が自分の名義になるか、取得した会社の名義になるかも確認する必要があります。自分名義にならない場合、今後取得したドメインが使用できなくなるなどの可能性があります。
独自ドメインに関して、詳しくは次のページの「独自ドメインのススメ」にて解説しているので、そちらを参考にしてください。
●利用できるメールアドレス・サブドメインの数を確認する
レンタルサーバーを借りるとほとんどの場合メールアドレスが使えます。独自ドメインを使用する場合・しない場合で使えるメールアドレスの数も変わってきます。メールアドレスが何個まで使えるかを確認しましょう。
また、独自ドメインを使用する場合はサブドメインに対応しているか、サブドメインが何個まで使えるかも確認しておきましょう。
●利用できるサービス・ツールなどを確認する
サーバー側でどのようなサービスやツールを提供しているかを確認します。ファイルマネージャーやアクセスログ提供など一般的なものから、中には「オンラインショップ作成ツール」など便利なツールを提供しているところもあります。
また、様々なサービスやツールを提供しているところは今後も新しいサービスや便利なツールを積極的に導入していく可能性も高いと思います。
●サポート体制を確認する
基本はメールでのサポートになる場合が多いと思いますが、チャットや電話でのサポートを行っているところもあります。なかには、中級者〜上級者向けでサポートは最低限度にし、その分利用料金が安いというところもあります。まず、どのような形でサポートを行っているかを確認します。
また、質問にどのくらいの時間で答えが返ってくるのかも確認した方がいいと思います。サポートについて不安のある方は、契約する前にメールで質問などをしてレスポンスなどを確認しておいた方がいいかもしれません。
逆に、スキルや知識があって問題があっても自己解決できる方は、サポートは最低限度でも料金が安い方がお得だと思います。。どちらにしろ、自分のスキルや知識にあったサポートを行っているサーバーを選びましょう。
上記のように自分のサイトにとって重要と思われる項目をピックアップして、重要な項目から消去法で絞っていき、当てはまるサーバーから料金などを比較し決定することで、数あるレンタルサーバーのなかから効率よく選ぶことができます。
サイト環境はそれぞれ違ってくるので全ての人に当てはまるわけではありません。自分のサイトに何が必要か、今後何が必要になるかをよく把握した上で自分のサイト環境にあったサーバーを選択するようにしましょう。
次におすすめの激安・格安レンタルサーバーを紹介します。
お薦めの激安・格安レンタルサーバー
有料料HPスペース・レンタルサーバーを選ぶ際の注意点で挙げた項目をある程度クリアしていて、サイト作成の自由度の高いと思われるおすすめの激安・格安レンタルサーバーを紹介します。
| レンタルサーバーの選び方 | |
|---|---|
| TOP | 無料サーバーの選び方 |
| 有料サーバーの選び方 | 独自ドメインのススメ |
| お薦め無料サーバー | |
| XREA.com | FC2WEB |
| お薦め格安サーバー | |
| ロリポップ | カゴヤ・インターネット・ルーティング |
| お薦めドメインサービス | |
| お名前.com | VALUE DOMAIN |
特に初めてホームページビルダーを使う方におすすめです。
毎日コミュニケーションズ (2004/06)
ソーテック社 (2004/11)








