レンタルサーバーの選び方
ホームページを作成したら、次にアップロードして公開するためのホームページスペースを用意する必要があります。たいていの場合契約しているプロバイダのホームページスペースを使えると思いますが、プロバイダのホームページスペースは制限が多かったりと用途に合わない場合があります。また、アドレスも覚えにくいほど長くなる場合が多いです。
プロバイダの禁止事項などの制限があっても問題ない場合はプロバイダのスペースを利用すれば手間も費用もかかりませんが、プロバイダの制限でやりたいことがやれないという場合はレンタルサーバーやホスティングサービスを利用する必要があります。
レンタルサーバーやホスティングサービスも費用やサービスなど様々でどこを選んでいいかかなり迷うと思います。ここではレンタルサーバーの選び方について簡単に説明します。
レンタルサーバーを選ぶ際の注意点
レンタルサーバーを選ぶ際にはまず自分のサイトにあったものを選ぶということが最も重要です。趣味的なホームページであればプロバイダのホームページスペースで十分だし、本格的なオンラインショップを開くのであればセキュリティのしっかりしたレンタルサーバーを選ぶなど、自分のサイトのニーズに合わせて選ぶ必要があります。
また、アフィリエイトなどでも禁止や制限をしているところも多く、CGIやPHPなどを使ったサイトならばCGIやPHPを利用できるサーバー、アダルトサイトならアダルトコンテンツが可能なサーバーを選ばなければなりません。
このようにサイトの環境やレンタルサーバーの利用条件は多岐にわたり、レンタルサーバーを選ぶ際の基準は人によって様々です。まずは自分のサイトに必要なサーバー環境を把握してから以下のレンタルサーバーを選ぶ際の注意点を参考にしてください。
●レンタルサーバーの禁止事項や制限事項を確認する
- 自分のサイトのコンテンツが禁止事項に当てはまらないか
- CGIなどのサーバーサイドプログラムの制限事項
- コンテンツ以外の利用の可否(ファイル置き場などにする場合) など
まずはレンタルサーバーの利用規約や禁止事項をよく読み、自分のサイトに禁止事項が当てはまらないかを確認しましょう。
ほかの全ての要素が自分のサイトの条件に合っていたとしても、サーバーの禁止事項に当てはまる場合は利用できません。ほかのサーバーを探しましょう。
特にCGIやSSI,PHPなどのサーバーサイドで動作するスクリプトの設置可否や商用コンテンツ・アダルトコンテンツの可否、アフィリエイトの可否など、自分のサイトで必要、または必要になるであろう条件を確認します。
●利用できるサービスやツールを確認する
- ファイルマネージャーやアクセス解析、アクセスログの提供サービス
- 自分が利用したいスクリプト言語が利用できるかどうか
- データベースの利用の可否(有料の場合はその価格)
- クレジットカードなどの決済サービス(有料の場合はその価格)
- 独自ドメインを利用できるか など
ホームページスペース以外にも利用できるサービスは、レンタルサーバーによって様々です。たとえば、物販サイトなどではショッピングカートや決済サービス、SSL通信などのセキュリティに関するサービスなどが必要な場合もあると思います。
同じサービスを提供していても無料で利用できるサーバーから、オプションで別料金がかかるサーバーもあります。
自分のサイトで必要なサービスやツールが提供されているか確認しましょう。
●利用できるサーバーの容量を確認する
- 使用可能容量
- 使用可能容量の追加の可否(可能な場合はその価格) など
利用できるサーバーの容量は数MB〜数GBまでと多岐にわたります。利用できる容量をオーバーすると後々コンテンツを削ったり、サーバーを移転するなどの必要が出てきます。特に画像が多いサイトなどでは注意が必要です。
最近では大容量のサーバーが増えていますが、現在の必要な容量、また後々必要になるであろう容量を見越した上で余裕を持って選択した方がいいと思います。
●転送量の制限・転送量を超えた場合の対応を確認する
- 転送量制限の有無(具体的な数値を記載しているかどうか)
- 転送量を越えた場合の対応(追加料金か転送量を制限するか)
- 追加料金がかかる場合はその価格 など
転送量とはサーバーから訪問者にページが読み込まれた量をいいます。だいたいアクセス数×ページ容量に相当します。利用可能転送量を超えた場合は追加料金が発生するか、もしくはページの転送量に制限がかかります。その場合、商用のサイトなどでは致命的なダメージを追うこともあります。
転送量無制限となっているサーバーも多くありますが実質的に無制限のところはないと思った方がいいでしょう。たいてい、転送量無制限となっていても、継続してある一定量を超えるとサーバーから警告がくると思います。
そのため、現時点での予想転送量、または将来的な予想転送量を見越した上で、転送量を超えた場合のサーバーの対応を確認しておいた方がいいでしょう。
●レンタルサーバーのサポート方法を確認する
レンタルサーバーによってサポート体制やサポートの方法は異なります。無料レンタルサーバーなどではノーサポートのところもあり、格安サーバーの中にはやすく提供するために最低限のサポートのみというところもあります。
知識やスキルがある人は最低限のサポートでも安い方がいいという人もいると思いますが、知識やスキルがない場合は多少値段が高くても素早く丁寧なサポートを行ってくれるサーバーが向いていると思います。
自分のサイトの環境やサーバーに対する知識などにあったサポートを提供しているサーバーを選ぶ必要があります。
- メールのみかチャットや電話での対応もしているか
- 無料レンタルサーバーの場合はサポートがあるかどうか
- どれくらいの時間でサポートしてもらえるか
これらはほんの一例ですが、重要と思われる点を列挙してみました。数あるレンタルサーバーの中から自分のサイトにあったサーバーを効率よく探すには、重要と思われる項目から順に消去法で少数に絞っていき、残った中から一番と思われるところを選ぶことをおすすめします。
レンタルサーバーを選ぶ際の重要点やサービスなどの優先順位はそれぞれのサイトの環境によって変わってくると思うので、最初に自分のサイトに必要な環境をしっかりと把握し、優先順位を決めておくことが効率よくレンタルサーバーを選ぶコツです。
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